grounds|2026 S/S
grounds
靴を通じて、地球と人間のコミュニケーションを新しい形にする。私たちは時間と密接に関係がある重力に人の意識を強く持たせることで人間が高次元とつながることができると信じている。軽さを追求して重力を忘れさせるのではなくソールを歩き出しに適したシェイプにすること。透明度の高いソールで身体そのものが浮いたような感覚にすること。極端に柔らかい素材を使うことで新しい歩行体験をデザインすること。このような変化を地球と人間の接点に起こすことで人の価値観や人生観にも変化を与えること。それが我々がプロダクトをデザインし続ける理由です。
Designers Profile
坂部三樹郎
1976年生まれ。ベルギーのアントワープ王立美術アカデミーファッション科を主席で卒業後、2007年に自身の名を冠したファッションブランド・MIKIO SAKABE(ミキオサカベ)でパリコレクションにデビュー。その後、東京とパリを軸にミラノ、ニューヨーク、バルセロナなどの各都市でコレクションを発表し、現代アート、アニメ、アイドルの領域を横断しながらコラボレーションも積極的に行う。2019年からはgroundsのディレクターを務める。