MOTO GUO|2017-18 A/W

MOTO GUO

2015年、マレーシアを拠点にメンズウェアのレーベルとしてスタートしました。
2016年よりクリエイティブディレクターとしてキンダーを迎え2人で活動を行っています。

ゴーの無限で詳細なマインドマップから、様々なデザインが作られ、その特異性と感度は、キンダーの描くイメージやビジョンと奇妙な衝突を生み出しています。
それらの作品は徐々に聴衆への皮肉なメッセージを公開するおもちゃのメガホンとなっていきました。

2016A/Wコレクションはフィレンツェのピッティ・ウォモで「The Latest Fashion Buzz」に選ばれました。同シーズンより上海ファッションウィークにも参加しています。
同年、LVMH PLIZEのショートリストにも選出。
マレーシアのデザイナー初のノミネートでした。

Camera Nazionale della Moda Italiana(CNMI)のサポートにより、ミラノファッションウィーク、イタリアでのランウェイショー発表も行いました。

Designers Profile

■Moto Guo(モト ゴー)
マレーシア出身、在住のファッションデザイナー。
ふくよかな見た目で、懐疑的な思想を持っています。
音楽学校ではベースとヴァイオリンを学び、直感と正確さを得ました。意図的にナルシシズムと暗いユーモアを織り交ぜてデザインをしています。

2013年には、ラッフルズ高等教育大学の卒業生コレクションを発表。彼のカプセルコレクション「Out Like a Light」は、初期からの彼の個人的経験の真実を反映した自己紹介のプロジェクトでした。このコレクションで彼は「ベストコレクション賞」と「ベストアカデミック賞」の2つのタイトルを獲得しました。

2015年にビジネスパートナー、ジェイと共同でレーベルを設立しました。

彼のアプローチは直接的で単純です。作品に自分自身を関連させ、その動機にかかわらず、誠実なマインドで表現をしています。それは物語であり、メッセージでもある。或いは彼の愛の表現かもしれません。それぞれのコレクションは彼の性格の痕跡を描き、感性によって形作られ、何よりもシニシズムのヒントを示しています。

■Kinder Eng(キンダー エング)
マレーシア出身、在住。
2011年、ラッフルズカレッジに在籍していた時に、先輩であるモトゴーと出会いました。エングはモトゴーに師事し、それ以来ずっと彼に大きな敬意を払っていました。

2014年、卒業コレクション「You Made Me This Way」を発表。
これは、女性らしい構造のピース、プリーツ、木製アクセサリーによるシリーズで、「ベストコレクション賞」を獲得しました。

MOTO GUOにデビューコレクションよりアシスタントとして関わり、2016年に第二のクリエイティブディレクターに就任しました。

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